私はケロイド体質なのですが、TBCで脱毛することはできますか?

TBCで脱毛を受けたいという場合、肌の状態が重要となります。ケロイド体質の人は脱毛による肌への負担が大きくなりますし、状態が悪化してしまうことも考えられます。施術前のカウンセリングで確認しておきましょう。


【肌が弱い人は注意しましょう!】
脱毛を受けたいけれど、肌への負担が心配だという人も多いでしょう。特にケロイド体質の人が脱毛を受ける際には注意が必要です。無理に施術を受けようとした場合、さらに肌への負担が大きくなりますし、肌荒れなどの肌トラブルに繋がってしまう可能性もあります。そのためカウンセリングの時にきちんと確認しておきましょう。
基本的にエステサロンでは万が一トラブルが起こった時の対応ができませんし、脱毛自体を断られてしまうことが多いです。


TBCはケロイド体質でも脱毛できる?

  1. ケロイド体質とは?
  2. ケロイド体質だとなぜ脱毛できないの?
  3. TBCはケロイド体質でも脱毛できる?
  4. ケロイド体質の人のムダ毛処理方法


ケロイド体質とは?

もともとケロイドというのは、コラーゲンなどを作る線維芽細胞と血管のかたまりの中に、炎症を起こす細胞が散らばっている腫瘍のことを言います。

コラーゲンは皮膚を構成するタンパク質の一種であり、怪我をした時などにコラーゲン線維が増えることで蓄積されて、皮膚が盛り上がった状態になっています。この皮膚の盛り上がりをケロイドと呼んでいますが、なぜこのようなものができてしまうのかについてはよく分かっていません。

ちなみに、ケロイドは肌質や皮膚の色素量によっても起こりやすさが変わってきます。30歳未満の若年者に発生しやすいと言われており、腕やお尻など骨や軟骨に近い部分にできやすいということです。また、手術で切開した部分もケロイドのリスクが高いことが分かっています。



ケロイド体質だとなぜ脱毛できないの?

ケロイド体質の人はなぜ脱毛できないのかということですが、施術を受けると肌トラブルが発生してしまう可能性が考えられるためです。ケロイドの部分に脱毛の光を照射した場合、その部分の肌がピンク色になってしまったり、火傷や炎症、痒みなどの症状が出やすくなります。

ケロイド体質だからといって、必ずしもこのような症状が出てしまうというわけではありません。また、部位によっても症状の出やすさが変わってくることを知っておきましょう。

ケロイド体質の人は施術中や施術後に肌トラブルが起こりやすいですし、万が一肌トラブルが発生した時に適切な対応ができないという理由で施術を断られることが多いです。無理やり施術を受けて肌トラブルが発生した場合、自己責任になるので注意が必要です。


【ケロイド体質だと脱毛できない理由】
肌トラブルが発生した際に適切な対応ができないため


TBCはケロイド体質でも脱毛できる?

TBCで脱毛を受けたいという場合、まずはカウンセリングを受けることになります。そして、カウンセリングの際にケロイド体質かどうかが確認されるでしょう。TBCは医療機関ではなくあくまでエステサロンです。そのため肌トラブルに対して適切な処置を行うことができないので、ケロイドの人は脱毛ができません。

ケロイド体質ということを隠してTBCで脱毛を受けた場合、肌トラブルが発生してしまったり、ケロイドが悪化してしまう可能性もあるので注意しましょう。全て自己責任となってしまいます。

自身がケロイド体質なのかどうかよく分からないという人もいるかもしれません。もし、ケロイド体質かもしれない…。という心配がある人は事前に医師に確認してもらうべきです。


【TBCは脱毛できる?】
症状が悪化した場合適切な対応を取れないためできない


ケロイド体質の人のムダ毛処理方法

ケロイド体質の人はTBCなどのエステサロンで脱毛を受けることができません。そこでケロイド体質の人は肌に優しい除毛クリームなどを使ってみると良いでしょう。

また、クリニックなどの医療機関の場合、ケロイドがあっても脱毛を受けられることがあります。クリニックでは肌の状態を見ながら施術を行ってくれますし、ケロイドがある部位にテープを貼り、光が当たらないようにしながら脱毛してくれる場合もあります。

しかし、脱毛専門のクリニックの場合、ケロイドの治療に対応していないこともあります。その場合はケロイド治療ができる他の医療機関を受診しましょう。皮膚科のドクターに脱毛ができるか相談し、許可が出れば脱毛を受けられるということです。

医師の許可がなければ脱毛できない可能性が高いので、ケロイド体質の場合は必ず医師に相談するようにして下さい。